仁と明彦と隼人と魅録とじんじんが兄弟だったら
仁｢やっべ超似合う！俺もまだまだいけんじゃん！髪もちょっとはねさせてー｣
魅｢ねぇ明ちゃん、仁兄何あれ？｣
明｢ん？あーじんじんのﾊｰﾄを掴むとか言ってたけど｣
魅｢もしかして…いや、無理あるでしょ｣
明｢うん、俺も思う…｣
｢じんじーん寝るよー｣
(･ﾟдﾟ)…
｢ほら隼人だよー早く寝るよー｣
(･ﾟρﾟ)はーとはそんなでぶじゃねのら
仁｢…orz｣
明｢…(うわ、子供って怖い。あれは立ち直れないな)｣
魅｢…(俺ﾀﾞｲｴｯﾄしようかな)｣
隼｢なんか焦げ臭くね？｣
魅｢ん？(ｸﾝｸﾝ)…確かに｣
隼｢あきちゃーん？なんか焦げくせーよ？｣
明｢…(ﾎﾞｰｯ)｣
隼｢…？｣
魅｢明兄？｣
隼｢明ちゃんってば！！｣
明｢…へっ？あっ、ごめん。何？｣
魅｢焦げてるよ！(今日の明兄なんか変…)｣
明｢え？何が…あﾞー！！今日の晩ご飯がー！！｣
隼｢わー、真っ黒。今日晩飯抜き…？｣
明｢ごめんね…すぐなんか作り直すから(冷蔵庫ｶﾞｻｺﾞｿ)｣
魅｢明兄？｣(冷蔵庫をｶﾞｻｺﾞｿしてる明彦の側に行く)
明｢んー？｣
魅｢…なんかあった？｣
明｢…え？｣
魅｢明兄があんな失敗するなんて珍しいじゃん。なんかﾎﾞｰｯとしてたし…｣
明｢そう？俺だって失敗することだってあるよ｣
魅｢…………｣
明｢あは、なんて顔してんの？｣
魅｢…………｣
明｢ごめん、ごめん。魅録は俺のこと心配してくれたんだよな？大丈夫だよ。ちょっと疲れてるだけ｣
魅｢…そっか(…そういうことにしとこ)｣
明｢ありがとね？それより今日ｵﾑﾗｲｽでいい？ﾊﾑの賞味期限切れちゃいそうだから｣
魅｢うん｣
明｢んじゃああっちで隼人と待ってて」
魅録は隼人の所へ
隼｢おー、今日の晩御飯どうなった？｣
魅｢隼人さー晩御飯、晩御飯ってちょっとは明…｣
隼｢で？話てくれた？｣
魅｢え？｣
隼｢え？じゃねーよ。明ちゃんになんかあったのぐらいわかるっつーの｣
魅｢…(首を横にふる)｣
隼｢はは、やっぱりな。ほんと明ちゃんは俺らの前では弱み見せねーな｣
魅｢…俺ら頼りないから？｣
隼｢は？そういうことじゃなくて、明ちゃんはどっかのバカと違って変なとこ真面目だから兄ちゃんって言う役目っつうの？守ってんじゃん？｣
魅｢親の背中を見て育つ的な？｣
隼｢そ、そうそう(…何それ？ことわざ？)｣
魅｢確かに明兄はしっかりしてていつでも頼れる存在だもんね…てかどっかのバカって？｣
隼｢どっかのﾊﾞｶって…｣
｢ただいまー｣
隼｢ﾊﾞｶが帰って来た｣
魅｢仁兄おかえりー｣
仁｢ただいま。あれ？お前ら晩御飯は？｣
魅｢あーちょっと明兄作ってたやつ焦がしちゃって…まだ｣
仁｢ふ～ん…明が珍しいな｣
仁｢そうだー！明のやつ茶化してきてやろー｣
魅｢ちょっ…仁兄！！明兄今…！！｣(仁を追い掛けるようとする)
隼｢おーい、魅録。落ちつけよー｣
魅｢だって今の明兄にそんなことしたら洒落になんねーよ。｣
隼｢俺らにはﾊﾞｶ兄貴しか見えねーけど明兄にとってはお兄ちゃんなんだって。だからそんな焦んなって｣
仁は明彦のいる台所へ
仁｢…(ｺｿｺｿ)｣
明｢…仁兄おかえり。てかﾊﾞﾚてるよ｣
仁｢え？ﾊﾞﾚてた？｣(手には缶ﾋﾞｰﾙ)
明｢太るからﾋﾞｰﾙは飲まないんじゃなかったの？｣
仁｢いいじゃん。1本ぐらいー、明ちゃんのケチー！｣
明｢せっかく痩せてきてんのに｣
仁｢明ー？｣
明｢んー？なに？」
仁｢今日晩御飯焦がしたんだって？｣
明｢あは、情報早いね。隼人怒ってた？｣
仁｢いや、魅録と一緒にﾃﾚﾋﾞ見てる｣
明｢そっかー、よかった。隼人お腹減るとうるさいからなー｣
仁｢ねーあきちゃん？｣
明｢んー？なに？｣(ｵﾑﾗｲｽの材料を切ってる)
仁｢あきー？｣
明｢だからなにー？｣
仁｢さっきからなんで俺の目みねーの？｣
明｢…野菜、切ってるから｣
仁｢隼人も魅録も心配してんぞ？｣
明｢え？｣
仁｢なんかあったんだろ？｣
明｢…何にもないってば。魅録にも言ったけどただ疲れてるだけだって｣
仁｢ふーん…じゃあさ今にも泣きそうな顔してるわ、無理に笑おうとしてるのは俺の気のせい？…おまけにさっきから野菜全然切れてねーよ？｣
明｢……………｣
仁｢隼人と魅録の前ではお兄ちゃんしてていいけど俺の前ではお兄ちゃんしなくていいんだよ？｣
明｢……………｣
仁｢明のお兄ちゃんは俺なんだから。｣
明｢…結婚｣
仁｢うん、…はっ？けっけっこ結婚！！！え？なに？明、結婚すんの？｣
明｢んー…いやーその、｣
仁｢もしかして…できちゃ｣
明｢違う(即答)ﾌﾟﾛﾎﾟｰｽﾞ…｣
仁｢ﾌﾟﾛｯ、ﾌﾟﾛﾎﾟｰｽﾞ！！したのか？明ﾌﾟﾛﾎﾟｰｽﾞしたのかー！！…はっ、もしっ、もしかして断られ｣
明｢それも違う(即答)あのさ、ちょっと黙って最後まで聞いて？｣
仁｢あ、はい。ごめんなさい。｣
明｢今日…ﾌﾟﾛﾎﾟｰｽﾞされた｣
仁｢は？誰が？｣
明｢俺が。｣
仁｢誰に？｣
明｢奈央子さんに｣
仁｢えーっと…今日明ちゃんは奈央子さんにﾌﾟﾛﾎﾟｰｽﾞされた…であってる？｣
明｢うん、あってる｣
仁｢その奈央子さんて誰？｣
明｢あー、奈央子さんってｱﾈｺﾞ｣
仁｢ｱﾈｺﾞって…ちょっと！！明が気になってるって言ってた人じゃん！｣
明｢…うん｣
仁｢あれ？じゃあなんでそんな顔してんの？｣
明｢なんて言うか…俺まだその…誰かを養っていくとか、一人前の男じゃないっていうか…｣
仁｢憧れてはいるけど好き…？みたいな。それにまだ結婚って言うのにﾋﾟﾝとこない。あとまだまだ遊びたーいとか…？｣
明｢…………｣
仁｢あは、図星？｣
明｢まあ…当たってる。｣
仁｢まだあるの？」
明｢もし結婚したら…ｱﾈｺﾞにここに住んでもらうわけにいかないし…やっぱこの家出なきゃﾀﾞﾒじゃん？｣
仁｢そうだな｣
明｢…やだ｣
仁｢へっ？｣
明｢ｱﾈｺﾞにﾌﾟﾛﾎﾟｰｽﾞされた時、嬉しいより先になんかみんなの顔が浮かんでさ｣
仁｢うん｣
明｢でもｱﾈｺﾞにﾌﾟﾛﾎﾟｰｽﾞされてそれゃあ嬉しかったよ？結婚したくないわけじゃないし…｣
仁｢…………｣
明｢でもその気持ちとは反対に結婚したらこの家離れなきゃいけない事とか考えたらなんかすげー寂しいなーって｣
仁｢……………｣
明｢なんかさ、欲張りじゃん。俺。｣
仁｢欲張り？｣
明｢ｱﾈｺﾞともいたいし、みんなともいたいって｣
仁｢…それでいいんじゃね｣
明｢へっ？｣
仁｢だってさーいくら俺らの中でもしっかりしてて頼れる明ちゃんだけどまだ若いじゃん｣
明｢…………｣
仁｢だからそれでいいんだよ。今いくら考えても答えは一緒だと思うし、もう少し大人になれば考えも変わるって………………多分｣
明｢ぶはっ、何？多分って！すげー自信なさげ！！｣
仁｢いつもの明の顔だー｣
明｢仁兄に話したらすっきりした！ｱﾈｺﾞに今、言ったこと言ってみる｣
仁｢わかってくれるといいな｣
明｢うん。まあこの家は当分、俺いなきゃﾀﾞﾒみたいだしね？｣
仁｢普通自分で言う？｣
明｢じゃあ自分のﾊﾟﾝﾂぐらいどこにあるか把握しといて下さい！｣
仁｢…はーい｣
明｢早くｵﾑﾗｲｽ作らなきゃ。仁兄も手伝って！｣
仁｢はいはい…。あっ、あとで魅録に謝っとけよ？ｱｲﾂすげー心配してたから｣
明｢うん。知ってる。…魅録には愛情たっぷりｵﾑﾗｲｽにしてやろー！｣
仁｢早く作ろうぜ。隼人がﾏｼﾞ怒りだす前に｣
明｢そうだね｣
数分後…
仁明｢｢できたー！！｣｣
明｢隼人ー魅録ーｵﾑﾗｲｽできたよ！｣
隼人&魅録
隼｢やーっと飯だー！魅録行くぞ｣
魅｢…なんかやだ｣
隼｢は？なにｶﾞｷみてーなこと言ってんだよ｣
明｢隼人？魅録？ｵﾑﾗｲｽできたってば｣(呼びに来た)
隼｢あー今、行く！ほら早くー｣
魅｢…ひっぱんなよ」
明｢魅録？｣
魅｢…な、に？｣
明｢もうちゃんとこっち向けってば｣
魅｢…！！｣
明｢さっきは心配してくれてありがとね？もう大丈夫だから(ﾆｺｯ)｣
魅｢うん、よかった(いつもの明兄だ)｣
隼｢(おーﾊﾞｶ兄貴もたまには兄貴らしいことするじゃん)｣
明｢あー、もう魅録はほんとにいい子だねー(ｷﾞｭｰｯ)｣なぜかﾊｸﾞする明彦
魅｢わっ！ちょっとー何！！痛いって！！｣
明｢ちょっとお腹ﾌﾟﾆﾌﾟﾆしてるけど…｣
魅｢ひゃあ…ちょっ、どこ触って！くすぐったいってばー！！｣
明｢気をつけないと仁兄みたいになっちゃうよ？｣
魅｢もういい加減離してー｣
明｢あは、やだー｣
隼｢……………(なんかちょっと羨ましい)｣
仁｢なんかちょっと羨ましいって？｣
隼｢うん、…へっ？はっ？ﾊﾞｶ！ちげーよ！！｣
仁｢隼人も明になんかあったのわかってたんだろ？｣
隼｢…別にー｣
仁｢それに心配症の魅録のこともご苦労様。｣
隼｢…別にー｣
仁｢お前は沢○ｴﾘｶか！｣
隼｢ｼﾞｰｯ(まだｼﾞｬﾚてるし)｣
仁｢…(しかたねーなー)｣
隼｢うわっ…！！なに抱き着いてきてんだよ！！｣
仁｢ん？はやちゃんもいい子、いい子ー｣
隼｢ちょっ、離せよ！気持ちわりーな！！｣(内心嬉しい隼人)
明｢ん？仁兄と隼人は何で抱き合ってんの？｣
隼｢うおっ、ちげーよ！仁兄が抱き着いてきたんだって！！｣
仁｢明が魅録ばっかり構うからそれを隼人が寂しそうにして見てたからつい｣
隼｢なっ、別に寂しそうになんか見てねーよ！｣
仁｢見てた！羨ましそうに見、て、た！｣
明｢あは、俺やっぱ当分ここにいるのがいいや｣
魅｢え？｣
隼｢明兄出てくの？｣
仁｢まー、まだ先の話だよな？…な？｣
明｢そうだね。まだまだ隼人と魅録と…仁兄の面倒みなきゃﾀﾞﾒみたいだし？…さて、ｵﾑﾗｲｽ食べよ？冷めちゃう｣
仁｢いただきまーす｣
魅｢よく食べるな…｣
隼｢だからﾃﾞﾌﾞになんだよ｣
仁｢明ー？あれ？あーきーひーこー｣
(･ﾟρﾟ)…。
明｢ごめん、ごめん。仁兄なに？｣
仁｢今日さ仕事ねーんだけど俺の分のご飯ある？｣
明｢ああ、あるよ？休みなんて珍しいね。｣
(･ﾟρﾟ)…。
仁｢ﾏｼﾞ1日ｵﾌとか久々ー。ちょっとｼｬﾜｰ浴びてくる｣
明｢わかった｣
(･ﾟдﾟ)あーきーひーこー
明｢…(何で呼び捨て？)｣
(･ﾟдﾟ)…？(へんじがねーのら)
(･ﾟдﾟ)あーきーひーこー
明｢じんじん、めっ！ﾀﾞﾒでしょー？明彦じゃなくて明ちゃんでしょー？｣
(･ﾟдﾟ)なんでなのらー？じんはあきひこてよんでるのらー
明｢仁兄さんは俺のお兄ちゃんだからいいの。でもじんじんは俺の弟でしょ？｣
(･ﾟдﾟ)じんじんもあきひこてよびたーのら
明｢呼びたいならじんじん俺のお兄ちゃんにならなきゃﾀﾞﾒだよ？｣
(･ﾟ∀ﾟ)じゃあじんじんきょうからあきちゃんのおにちゃんになるのら！
明｢あは、じんじん今日から俺のお兄ちゃんになるの？｣
(･ﾟ∀ﾟ)そーなのら。きょうからじんじんおにちゃんなのら
明｢やーだ。じんじんは俺の弟じゃないとやですー｣
ﾑｰｯ(･ﾟ∩ﾟ)あきちゃんけちなのら
明｢俺がなんだって？｣
(･ｰдｰ)けちーけちーけちなのらー
明｢………………｣
(･ｰдｰ)けちーけちー
明｢………………｣
(;･ｰдｰ)…………。
明｢………………｣
(;･ﾟдﾟ)…？(なんでしゃべらないのら？)
明｢……………｣
(;･ﾟдﾟ)あきちゃんおこたのら？
明｢そう、あきちゃん怒ったのら｣
(;･ﾟдﾟ)じんじんがけちていったから？
明｢じんじんにけちけち言われてあきちゃんもう怒った！｣
(;･ﾟдﾟ)あきちゃん？
明｢………………｣
(;･ﾟдﾟ)あきち…
明｢さーてと、ご飯の用事でもしよっかなー｣
(･ﾟнﾟ)…………
(･ﾟн;)ﾎﾟﾛｯ
(･;н;)ﾎﾟﾛｯﾎﾟﾛｯ
(･;д;)あきちゃんおこちゃやーなのらー
ﾄﾄﾄ((((･;д;)っあきちゃんけちていってごめんなさいなのらー
明｢あは、うーそ。怒ってないよ？泣かすつもりはなかったんだけど…ごめん、ごめん。やり過ぎた｣(じんじん抱っこする)
(･;д;)ｳﾜｰﾝ(号泣)
明｢わー、じんじんごめんってば！｣
(･;д;)だってあきちゃんむししたのらーおこったさんなあきちゃんかなしいのら～
明｢よしよーし、違うよ？じんじん聞いて？｣
(･;н;)なんなのら？
明｢じんじんより年上の人…小学生のお兄ちゃん達のがわかりやすいかな？そんな人ことは｢さん｣｢くん｣を名前後ろに付けなきゃだめなの｣
(･;н;)さん、くん？
明｢そう。じんじんが｢さん｣も｢くん｣も付けれない子になってほしくないからさっきじんじんにあきひこーなんて呼んじゃﾀﾞﾒって言ったの｣
明｢わかったー？｣
(･;д;)わかたのら！
明｢よしよし、いい子。じゃあもう泣きやもうな？｣
(･;н;)…うっ…うっ…
明｢もうーまた泣くー。あ、そうだ！｣
明｢こちょこちょー｣
ヾ(･>∀<)ﾉきゃーあきちゃんやめてなのらー
明｢だってじんじん泣きやまないだもん｣
ヾ(･>∀<)ﾉもうないてなーのら～だからやめるのらー
明｢ほんと？じんじんじゃあ笑って？｣
(･ﾟ∀ﾟ)にこーなら！
仁｢…あのー、きゃっきゃっしてるとこ悪いんですけど…｣
明｢わっ！びっくりした！いつの間にかｼｬﾜｰ浴び終わったの？｣
Σ(;･ﾟдﾟ)じんいつからいたのら？
仁｢んー明に冷たくされてじんじんが泣いたあたりから？｣
明｢うわー、なんか嫌味ったらしい｣
仁｢なー、じんじん俺のこと呼んでみ？｣
(･ﾟρﾟ)…？じん
仁｢うんうん、明ー？おかしくない？｣
明｢何が？｣
仁｢えーと、確か年上の人には｢さん｣と｢くん｣付けなきゃだめなんじゃなかったっけ？笑｣
明｢あﾞ…｣
仁｢じんじんこれ誰？｣
(写真を指さす)
(･ﾟρﾟ)みーくん
仁｢これは？｣
(･ﾟρﾟ)はーと
仁｢こっちは？｣
(･ﾟρﾟ)あきちゃん
明｢………………。｣
仁｢どんまい、あきちゃん｣
(･ﾟρﾟ)あぶらみずのはなしはじんじんしてるのら！
仁｢へっ？｣
明｢知ってるって？｣
(･ﾟ∀ﾟ)そのおはなしはあとでやさしいおねさんたちがみずあぶらじゃなくてひにあぶらだよっておしえてくれたからじんじんしてるのら！
仁｢優しいお姉さん達？｣
明｢ちょっと誰それ！！｣
(･ﾟnnﾟ)これはおねさんたちとのひみつなのらー
仁｢誰か言わないと…｣
明｢こおーだぞー！！｣
ヾ(･>∀<)ﾉきゃーやめるのらーくすぐってのら～
｢｢ただいまー｣｣
ヾ(･>∀<)ﾉきゃっきゃっ
魅｢…なにやってんの？｣
仁｢じんじんが優しいお姉さんに可愛がられたらしい！｣←なんかちょっと違う
隼｢はっ！ﾏｼﾞで！！じんじん誰だよ！！｣
明｢そんな知らない人に着いて行ったりしちゃだめだよ！｣
ヾ(･>∀<)ﾉおねさんたちわるいひとたちじゃなーのら。とってもやさしーのら
隼｢誰だ！そのお姉さん達とやらわ！ﾅｲｽﾊﾞﾃﾞｨなお姉さん達か！！さあはけ！｣
ヾ(･>∀<)ﾉはーともやめんのらー
隼｢魅録お前も手伝え！｣(なんか一人必死)
魅｢いいよー俺は｣
隼｢ﾅｲｽﾊﾞﾃﾞｨなお姉さん達だぞ！！｣
魅｢……………｣
ヾ(･>∀<)ﾉみんなでこちょこちょやめるのらー
(･ﾟ∀ﾟ)Ъあのおはなしはじんじんとおねさんたちとのひみつなのら！だからぜったいいわねーのら！！
おしまい
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