竜様と亀が兄弟だったら



亀「りゅーちゃーん!どうしよ。携帯壊れちゃった!(充電する所)連載どうしよ…。携帯かえにいく暇もないよ」

竜「とりあえず俺のから更新すれば?」

自分の携帯を差し出す竜



ガチャッ…
亀「竜!何時だと思ってんだよ」
竜「…(やべぇ)」
亀「高校生がこんな時間まで出歩いていいと思ってんの!?誰と何してたんだよ」
竜「…誰とって…隼人と一緒だったんだよ」
亀「隼人ねー、なぁるほど…ってならないから!兄ちゃん隼人にも注意する!携帯貸しなさい」
竜「…はぁ?」
亀「隼人も怒んなきゃだめ!お前達二人はねーもー本当にろくな事しないから!」
竜「意味わかんねぇし」
亀「わかんなくないし!」
竜「だいたい、和兄も18の頃赤西さんと遊びまくってたじゃん。俺らの事言えんの?」
亀「…!」



竜「血は争えねぇな(フッ)」
亀「…」
竜「じゃ、おやすみ」
亀「待って!」
竜「何」
亀「ほにょに謝って!」
竜「…は?」
亀「俺はもういいわ。でも一緒に心配してたぽにょには謝って!心配かけてごめんなさいしなさい!」
竜「(本当に意味わかんねぇ)」
手にぽにょ持ってワイワイ騒ぐやっぱり小5な兄と、呆れてため息つきながら何か笑ってしまう大人な弟



竜「ヘイヘイヘイにドラマにカツカツにうたばんか…大変だ」
とか言いつつ全部録画してリアルタイムでも見て隼人達にも宣伝しちゃってるんですよね。そして何回もリピートしては一人ニンマン。そんな竜を帰ってきたかぁめはニコニコ笑いながら嬉しそうに見つめるんですよ
萌えなくてサーセン



ガチャ…
亀「うー…ただいまぁー…。(シーン)…りゅーちゃん?いないの…?」
亀「いいもん、羊のぬいぐるみさんいるし。…りゅー、の、ばか…」

ー数時間後ー
ガチャ…
竜「…ただい…、(和兄帰ってたのか。つか何で俺のベッドで寝てんの?)」
亀「……スースー…」
竜「(隈、ひでぇな)…おつかれ、和兄」

仕事が忙しくてちょっといっぱいいっぱいになっちゃって寂しがり屋モードになっている亀と、そんな亀を心配しながらも優しく頭を撫でる竜。



和「朝ですよー起きろー!」バサッ
竜「ん……寒い…」再び布団をかぶる
和「こら!早く起きる!ご飯できてるから、ちゃっちゃと顔洗う!」布団剥ぎ取る
竜「…はいはい(朝から元気だな)」



隼「和ちゃんおはよー!」
竜「え、なんでいんの。」
和「もーまた竜はそんな言い方するー…。はい、隼人くん」紙袋渡す



隼「え?うわ、まじで作ってくれたの!?やべーちょーうれしい!!」
竜「…ソレ、なに」
和「隼人くん毎日パンばっかみたいだから、たまにはお弁当もいいよー作ろっか?って話してて」
竜「ふぅん…(いつのまに…)」
隼「あーなんか弁当とか久しぶり。母ちゃん思い出した!和ちゃん、まじありがと!」
和「どういたしましてっ。あ、ほら早く行かないとまた遅刻するよ!」
隼「はいはーい。竜、行こーぜ」
竜「ん。いってきます。つか、和ちゃんて言うな」ギュ
隼「いっ、いだいいだい!つねんなバカ!」
和「こら竜!」



―お昼―
隼「はー楽しみすぎて早弁するとこだった。んじゃ、いっただきまーす」パカッ
竜「…げ、」
隼「すげー!ちょーうまそー!!…あら、なんか愛こもってますね、竜ちゃんのは」ニヤニヤ
竜「うるせぇよ。さっさと食え」
隼「んっ、卵焼きうまー!!和ちゃんだし巻き派なのかー俺ん家、母ちゃんの卵焼きめちゃくちゃ甘かった!」
竜「…へぇ(俺がだし巻き派だから、な。)」

中身はいっしょ。違うのは、竜のだけ海苔とふりかけでハートあり。うるせぇとか言いつつ、嬉しい竜



和兄が竜を学校まで迎えに行き、遊んだあとクレープを食べながら帰る二人

和「竜、おいしーね。クレープとか久しぶり」
竜「…俺も」
和「あーミックスベリーおいしいっ」
竜「…」
和「竜、これおいしーよ?」
竜「(はぁ…)和兄、これやるよ」キャラメル味
和「え?いいの?」
竜「ちょうど飽きてきたし」
和「やったー竜ありがと!じゃあ、こっちのあげるね」
竜「ん。(計算…)」

竜相手でも計算します和兄は



竜「ただいま」
和「りゅー…最近帰りが遅いんじゃないかっ!?」(理事長ボイス)
竜「あーバイト始めたから」
和「何!?バイト!?こんな時間まで…ままま、まさか、いたらんバイトじゃないだろうね?」
竜「こんな時間ってまだ11時だけど。しかもいたらんバイトって」
和「へへへへ変なおじさんに体を」
竜「は?」
和「とととと、とにかくバイトなんてやめなさい!」
竜「は?和兄うざい」
バタンッ
和「年頃の子は一体何を考えてるのか…ハァ」
竜「(あと2週間切ったか…)」

和兄の誕プレを自分で稼いだお金で買ってプレゼントしたくて短期バイトとして熊のお店で隼人と頑張ってる竜様。バイトするなんて成長したんだな…なんて理由も知らず切なくなっちゃってる和兄



和「竜ー!はいっ、暇なとき見てね。メイキングもあるから」
竜「ん。さんきゅ」

竜「…な、和兄…見えてるし…本人気付いてねぇのか?」

隼『もしー。なに?…へ?あ~、えっと…それが金なくて、買えてな』
竜「あ、そ。ならいい。じゃあな」ピッ

竜「…あ、タケ?」

メイキングのまさかのプリケツに焦り、とりあえず片っ端から電話して周りのやつらが見ていないかを確認する竜



(´∀’)今日もカレーだよ!

(;´ー’)…あぁ(今日てで6日目だ…)



竜「和兄…明日、時間ある?」
和「んー…ちょっと待ってね」手帳確認
竜「や、無理ならいいけど…」
和「竜…お祝いしてくれるんだろ?…俺の勘違い?」
竜「…する…和兄の誕生日じゃん」
和「ありがとう、嬉しい。絶対時間作って帰ってくるね」
竜「…ん。待ってる」

照れながらケーキ買いに行く竜様といつもより張り切る和兄