赤西仁が幼なじみだったら



「おおきくなったらけっこんしようね」5歳の頃に交わした約束。2人は腐れ縁で幼稚園から大学までずっと一緒。でも成長するにつれて恥ずかしさからあまり話さなくなってしまう。かっこよくなった仁の周りにはいつもきれいな女の子達がいて、あの約束を覚えてるのはきっと自分だけだとアタス子は思ってたんだ。



大学の卒業式の日、今日で腐れ縁もおしまいかーと思いながらアタス子は昔よく2人で遊んだ公園に行くんだ。懐かしくなり1人ブランコに乗るアタス子。「あれ、アタス子…?」名前を呼ばれ振り返ると仁の姿が。「どうして…?」「いや、なんとなく来たくなってさ」「あはは、私も」仁はアタス子の隣のブランコに乗る。「な、なんか久しぶりだな!」「あ、そうだね」どこかぎこちない2人。



「なあ、お前に聞きたいことあるんだけどさ…あの約束覚えてる?」「え…?」「いや何でもない。はは、やっぱ忘れてるよな」「…仁も覚えててくれたの?」「てことはお前も?良かったー覚えてないかと思ったし。忘れるわけねーだろ。ずっとこれ持ってたんだからな」そう言ってポケットから何かを取り出す。仁の手には折り紙で作られた不格好な指輪。「さすが5歳だなー下手くそすぎ」と笑いながらアタス子の左手をとるんだ。「昔からずっと大好きです。今はまだ無理だけど、お前のこと幸せに出来るように頑張るから…俺にアタス子の薬指予約させてくれませんか?」「…はい」薬指に指輪をはめて2人は微笑み合うんだ。



昼休みアタス子がペットボトルのコーラを飲みながら友達と話してると、隣のクラスで幼なじみの仁がずかずかと教室に入って来て「お前こんなん飲んでっからいつまでたってもペチャパイなんだよ。しかもこれ0カロリーじゃねーじゃん!おっぱいじゃなくて腹成長させる気かよ!牛乳飲めぎゅーにゅー」って言いながら自分が持ってた紙パックのミルクティーとアタス子のコーラを勝手に交換して「あ、今日うちかーちゃんいねーからお前んちで飯食うから一緒帰ろーあとで迎え来るわ」と言って教室から立ち去る仁。



仁の部屋で教科書とノートを広げてテスト勉強をしてる仁とアタス子。「…分かんねー」「公式使って解くの」「…公式ってなに」「仁バカ?これだよ」アタス子が教科書を指さすと仁が「どれ?」って頭を近付けて一緒に覗いてくるんだ。
ふわっと香った仁の香水の匂いにドキッとしたアタス子。教科書を見下ろしてる仁の目、鼻、唇、輪郭を久々に近くで見たら、アタス子の記憶の中にいる仁とは何かが変わってた。大人びてた。
「ねー…仁いつから男になっちゃったの?」「は?」顔を上げて苦笑いする仁。「俺最初から男だし」「何か知らない人みたいだよ」アタス子がため息をつくと、仁が真顔で見つめるんだ。
「…知りてーの?今の俺のこと」ジリジリと寄ってくる仁の顔。「何…」「だから教えてやるっつってんの。もうガキじゃねーし。公式とかどうでも良いからさ、今日は俺の勉強しねー?」
そして仁の顔との距離はゼロに。アタス子と仁は幼なじみを卒業しました



「あんたって救えない馬鹿だよね。引くわ」
「…うるせーブス!!」なんて下らない喧嘩したいしたいしたいしたいしたいしたいしたいしたいしたいしたいしたいしたいしたいしたいしたいしたい



別々に友達連れて遊園地に遊びに行ったら偶然会ってしまい、どっちも目は合ったんだけど話し掛けないんだ。しばらくするとアタス子達がナンパされ始めて最初は仁もうわっ珍しーなんて思って見てて、そしたらなんだか楽しそうな顔をし始めたアタス子。
急にムカついて走り出してアタス子の腕を掴んで「こいつ俺のだから」って行って連れてっちゃうんだ。幼なじみに初めてヤキモチ妬いて後に引けなくなっちゃって我に変えって顔真っ赤になってほしい



(母親と彼氏が欲しいという話をしていたアタス子は母親に「仁君でいいじゃない。仁君なら私も安心だわ」と言われる。次の日アタス子は仁の部屋に遊びに行き…)
「ねー仁ー。私と付き合わなーい?」『ぶっはぁ!(ベタに飲み物をこぼす)な、なんだよ急に』「もーばかじゃないのー。(仁の服を拭いてあげながら昨日の会話の話をする)昨日お母さんがさぁ…」『ふーん』「ま、冗談だけどね。でも今もかなり部屋来てるし、仁が彼氏でも今とそんなに変わらないかもねー」すると仁が急にアタス子の腕を強く引っ張り、座っている仁の上にアタス子が覆いかぶさる様な形に。仁は至近距離でアタス子の目をまっすぐ見つめて口を開く。



『もし俺がお前の彼氏でも…何も変わんねーよ。お前はこうやってちょくちょく俺の部屋に来ればいいし、…俺は前からお前が好きだし。なぁーんも変わんねぇ。でももしお前も俺の事…好き、でいてくれるなら、ちょっとだけ変わるかもな。冗談やめて俺らの関係ちょっとだけ変えてみねぇ?』
痛い位に仁の手の力が強い。泣きそうな切ない目をしながら、仁はアタス子の腕を更に引っ張ってそっと優しいキスをした。



学生の時とは環境が変わって毎日家を行き来してたのが社会人になりすれ違う毎日になっちゃうんだけどそれでも毎日下らないメールや電話のやり取りはしてるんですよね。「いい加減相手見つけなきゃあたしも仁も干からびちゃうね」なんて言ったら「干からびてヨボヨボのババアになっても一緒にいてやろうか?」なんて悪態をつく仁に「それはこっちのセリフ」と負けじとアタスも悪態をつくんですよね。そしたら仁が「お前みたいな可愛くねぇ女の面倒見れる奴なんかガキん時から俺しかいないんだよブース」って言い放った後に「…な!」と声を張り上げようとした瞬間イキナリ部屋の窓が開けられ「…幸せにしてやるよ。」と指輪をアタスに向かって投げるんですよね「…もっとロマンチックに渡せないわけ…?」と少し震える声でやっぱり可愛くない言い方をしちゃうアタスに「…俺もこれが精一杯だっつの」と少し顔を赤くした仁が照れたら手で鼻をかく癖を見せ少し笑うアタスが「こんなかっこつけて…もし振られたらどうすんの?」と言うと「お前の返事なんか昔から分かってるし。」と今度は自信たっぷりな笑みでこっちを見てるんですよねぇえぇぇええぇぇぇえぇぇええぇぇ!!!!!!



アタス子は高校生、赤西大学生で赤西の周りの女の子たちがすんごいキレイで子供っぽいアタス子は落ち込んでしまうんだけどそれをあったかーい目で見てよ赤西。お前は今のまんまでいーんだよとか頭くしゃくしゃしながら言っちゃってえええ



小さい頃から仁の後ろをチョロチョロついていってたアタス子。仁は2つ上の幼なじみでアタス子にとってはお兄チャンのような存在。そんな2人も成長して20歳と18歳に。
「アタス子、どのケーキ食いたい?」「じゃあこれとこれとこれが良い」立ち寄ったケーキ屋さんで素直に選ぶアタス子。「…遠慮とかねーのかよ」最初は仁も眉間に皺を寄せるんだが「仁くんー」って甘くおねだりされちゃうと「…じゃあ今日だけね」ってつい買っちゃうんた。
今まで「今日だけ」が何度あったのか分からなくて、俺何でコイツに甘いんだろっていつも後悔しちゃう仁。



ケーキの箱を持って嬉しそうに歩いてるアタス子を見て仁の口元は緩みアタス子の頭をクシャクシャ。「仁くん子供扱いやだ。2才しか変わらないのに」「その2才に甘えてんの誰」「私」ヘラッと笑うアタス子に仁は苦笑い。「アタス子さ、いつまで子供でいるつもりだよ。早く大人になれって」「やだー」「なってくんねーと俺が困るの」仁はアタス子の頭をポンポンしながら笑う。「俺はお前の兄貴じゃねーよ。男だから」仁は遠回しに伝えるんだけど「意味分かんない」とアタス子。極めつけに「また買ってね?お兄チャン」と悪戯っ子のように笑うアタス子。「…つかお前本当は意味分かってるっしょ」「えー?知らない」「あー面倒くせー」そして仁はまた笑うんだ。



飲み会でアタス子が飲まされて酔っ払ってるのを見かねて仁がアタス子を外に連れ出すんだ。「じーん!」『お前転ぶぞ』言ってる側からアタス子はフラフラして転びそうになって仁の胸に飛び込む感じになるんだ。「えへへー危ない危ない」『えへへじゃねーよ。ちゃんと歩かねーとキスすんぞ』「いいよー!」『は?酔っ払った勢いで言うなバカ』「なんでー?」『男は単純だから、勘違いすんの』自分を見上げるアタス子に『こういう風にね』そう言ってアタス子の顎を持ってキスする仁。アタス子は真っ赤になって何も言えないんだ。そしてアタス子の耳元で『なぁ、いい加減幼なじみやめねー?んな顔されっと俺のもんにしたくなんだろ』って囁くんだ。んで真っ赤な顔のアタス子のホッペ両手で包んで『もう耐えらんね。口開けろ』って言ってドS化したじぃんは激しくベロチューしてアタス子を堪能するんですね(;;゚;ё;゚;;)



仁はサッカー部、アタス子は野球部のマネージャーなんだ。『何作ってんの、それ?』「お守り」『え!誰に誰に誰に?』「亀ちゃん」『は?何であいつに作ってんの?』「県大会近いから」『俺だって大会近ぇーよ!亀だけずりぃ!俺も欲しい!』仁がブツブツ文句言ってる隣でアタス子は黙々と作業続けるんだ。『なぁー聞いてる?俺のも作って!』「マネージャーに頼めば?」『やだ!お前のがいいの!』アタス子は不覚にも仁の言葉にドキッとするんだ。「…し、仕方ないなー。これ」アタス子がポケットから取り出したのはミサンガ。『え!俺に?しかも名前入りじゃん!超ー嬉しい!』仁は子供みたいにはしゃぐんだ。



『でも何で俺はミサンガなの?』「ず、ずっと身につけ…」『え?』「だーかーら!ミサンガならずっと身につけられるし、部は違うけど応援する気持ちは一緒だよって意味だよバカ!」アタス子はいつもみたいに勢いで喋っちゃったけど自分の言ったことが恥ずかしくなるんだ。仁はそんなアタス子の気持ちを察して笑顔で『ありがとな』ってアタス子の頭ポンポンするんだ。『俺きめーた!』「何?」『ミサンガって切れたら願いが叶うって言うじゃん?』アタス子の耳に近づいて『お前が幼なじみじゃなくて、俺だけのマネージャーになりますように』って囁いた後『拒否権はないからな(ニンマン)』ってアタス子にデコピンするんだ。「クサイ台詞ー!ばーか!」『とか言って嬉しいんだろ?』って二人でいつもみたいにワチャワチャ騒ぐんだけど心はドチドチして幼なじみから恋が芽生えていくんです(;;゚;ё;゚;;)



彼女がいる仁と独り身のアタス子。大学進学で離れ離れになる2人は小学校のグラウンドで話すんだ。そしていつしか昔の恋の話に。「小学校の時アタス仁のこと好きだったんだよ。知ってた?」「…知らない」「やっぱなー。仁鈍いもんね」「うるせーばか」「あはは。仁は好きな人いなかったの?」「…いたよ」「うそー誰誰?」「…お前」「え?」「俺もお前のこと好きだった」「…そっか、両想いだったんだね。勇気出して告白すれば良かったな」「だな」「…ごめん、嘘ついた」「は?」「小学校の時って言ったけど本当は今でも好きだよ。でも彼女いるもんね、今日であきらめる。これからも幼なじみでいてね!」そう言って立ち去るアタス子。ずっと好きでいてくれたアタス子の想いを知って胸がいっぱいになり、仁は自分の本当の気持ちに気付くんだ。「俺まじで馬鹿だな…」1人涙を流す仁。



仁は自分に正直でいたいと思い彼女と別れる。でも今さらアタス子に告白なんて虫が良すぎるよな…そう考えてしまいアタス子には会えないでいた。そのうちにアタス子が東京へ旅立つ日に。まだ決心がつかないまま、仁は何気なく小学校の卒業文集を開くんだ。アタス子の将来の夢の欄を見ると、そこには「およめさん」…それを見て仁は家を飛び出し駅へ走る。駅に着きアタス子を捜す仁。アタス子は反対側のホームで列車に乗り込むところだった。仁は急ぐが間に合わずもうアタス子は列車の中に。ドアの向こうで仁に気付き驚くアタス子。仁はたった2文字だけ口の動きで「好き」と伝えるんだ。アタス子はそれを理解して泣きながらうなずく。そして列車は出発。「離れてても気持ちは繋がってるよな…」やっと素直になれた18歳の春。



仁の部屋でくつろいでると、アタス子は生理痛でお腹が痛くなるんだ。「痛ったー…」『何で?食い過ぎ?あ、お前食い意地すげーもんな!』って笑いながら言う仁に頭きてクッション投げるんだ。『痛ってーな!なんだよ』「益々痛くなるから黙ってて」『…ど、どーせあれだろ?あれ』「何?」『せ…せい…って言わせんな!』「ちょっとベット借りるね」『無視すんな!』って言いつつベットを貸してあげる仁。痛くて顔を歪めるアタス子。



『そんなに痛ぇの?』「うん」『お、お前も大人になったんだな…!幼なじみとして嬉しいぞ!』「はあ?」『俺、せ…いやアレの事はよくわかんねーけど、治まるまで寝ていーから!俺黙っとくし』「ありがと。じゃあ遠慮なく寝るわ」そう言ってアタス子は寝るんだ。仁はアタス子の寝顔見ながら『生理痛ってそんなにいてーのか』ってアタス子のお腹さすって『痛いの痛いのとんでけー…って飛ぶわけねーか』って一人で呟いてアタス子の痛みが治まるまで、黙って体育座りして待ったりアタス子のお腹さすってみたりして、仁なりにアタス子をそっと看病しつつ『確か生理って妊娠の準備だよなー。こいつとの子供か…ふふ』ってニヤニヤしながら妄想するんだー(;;゚;ё;゚;;)



アタス子が失恋して自分の部屋で泣いてると仁が入ってくるんだ。『よっ』「ちょっと!ノック位してよね!」『あ?いつもしてねーじゃん。何?泣いてんの?』仁が顔を覗き込んでくるからアタス子は顔隠すんだ。「どーせ馬鹿にしに来たんでしょ」『んー…半分正解半分ハズレ』「は?本当に最悪!仁と幼なじみじゃなきゃよかった」『俺だって好きでお前と幼なじみなったわけじゃねーし』「あーもーうっさいな!こういう時位ほっといてよね!」アタス子は仁をドアまで押しつけるんだ。



『落ち着けって。さっきの俺の話聞いてた?』「知らない」『ったく。俺が来たのは、お前が泣いてると思ったから』「嘘つけ!」『ほーんーと。お前昔から泣くときぜってーカーテン閉めんのな。わかりやすいんだっつぅーの』って言って仁はアタス子にデコピンするんだ。『お前さっき俺と幼なじみ嫌って言ったよな?』「それは…」『じゃーもう幼なじみ辞めねー?』「…どういう意味?」『ん?こういう意味』仁はアタス子をギュッとしてから軽くキスするんだ。



「ちょ!ちょっと!」アタス子はジタバタするけど仁が強く抱き締めてるから抵抗できない。『もう俺ら子供じゃねーんだよ。恋もするしそれ以上のこともするじゃん?』「…うん」仁はアタス子と同じ目線になるようにかがんでアタス子のホッペ包みながら『でも俺はそーいうのお前じゃなきゃやだ』って言うんだ。んでおでこくっつけて真っ赤にしながら『好き…なんだけど』って呟くんだ。『お前がいいなら目瞑って?』アタス子は目を閉じると仁がキスしてきて『あ、俺と幼なじみ嫌って言った罰な』って激しくベロチューして『お前、意外とエロイのな(ニンマン)』って耳元で囁かれながら今までの想いをぶつけるかのよーな激しいセクロスをしちゃうんですね(;;゚;ё;゚;;)



アタス子は仁と仲が良すぎて嫉妬した女子から仲間外れにされてて、ある日ジャージを隠されるんだ。しょうがなく半袖の体操服一枚で体育してると仁が寄ってきて「アタス子!お前ジャージ着てないのかよ?」「…アハハ。忘れちゃった!」「…お前本当馬鹿だなー!」とさりげなく仁はアタス子がジャージを隠された事に気付き、「…ほら、俺の着とけ。」って頭にパサッてジャージをかけて、頭にポンッて手を置いて「な?」って言って去っていくんだ



仁との帰り道。仁は寒くて肩すくめてるんだ。(ビズはブレザーの中にベージュカーデ着てカーデ伸ばして手隠してる感じ)『今日風強えーな!さみー…さみーさみーさみぃぃー!』「冬なんだから当たり前じゃん」『あ、おしくらまんじゅうする?』「は?」『昔よくやったじゃん!』「しない。肉まん食べよーっと」アタス子はコンビニ寄って肉まん買うんだ。「あーあったまるー」『いいないいないいなー』「あげないからね?」『なんでなんでなんで!』「だって昔から仁の一口はあたしの三口分だもん」『そんなことねーよ!お願い!一口』「やーだ」こんなやり取り繰り返しながらアタス子が肉まんに口付けた瞬間、仁が反対側からかぶりついてくるんだ。だから肉まんを挟んでお互いの顔が近付いてキスしそうな距離になるんだ。



「ちょ!ちょっと!」『あーうめえ!…何?何で顔赤いわけ?』「べ、べつに!」『あれー?いつもなら食ったら怒んのに怒んねーの?』「…」『あ、付いてる』って言って仁はかがんで顔近付けてアタス子の口についてる肉まんの皮取るんだ。アタス子はドキドキしちゃって方針状態。『お前ほんとまぬけだよなー!…って聞いてる?』「え、え?」『何かお前変だぞー?』って言いながらケラケラ笑う自分よりいつの間にか背が高くなって金髪ベージュカーデがよく似合う仁の横顔見て、綺麗な顔だな…なんて無意識に思って何考えてんだ自分!とか心ん中でドギマギして、仁のことを意識し始める肌寒い3月。



アタス子がお風呂から上がって仁の部屋に行きテレビを見ていたら仁もお風呂から上がって自分の部屋に入り「お前も風呂入ってきたんだ」とか言って、オレンジジュース飲みながらアタス子がうなずくと仁はアタス子のオレンジジュースを奪い取り飲むんだ。そして自然にドライヤーつけてアタス子の髪を乾かしてあげるんだ「アタス子髪伸びたなー」とか言いながらレッドカーペット見て同じとこで笑ったりするんだ。その後はアタス子が仁の髪を乾かすんだ(*^_^*)



雪の日の帰り道、マフラーに顔を埋めてさみーと言い合いながら帰るアタス子と仁。「あ、そこ滑るぞ」と仁が言った途端つるっと滑る。思わず抱き留め、その華奢さにどきっとするが、「あっぶねーな!よく見ろよ!」とぶっきらぼうに言うんだ。そしてアタス子のその後の振る舞いに、アタス子がいつまでも子どもじゃないことに気付くんだ



酔っ払ったアタス子を介抱する仁。『ん。水飲め』「ありがとー!仁優しいー」仁は無言でアタス子の背中さするんだ。「ねぇー!もしあたしが仁のこと好きって言ったらどーする?」アタス子はブリッコみたいな言い方で言うんだ。『は?お前…酔っ払ったからってキャラ変えんのやめろ』「えへへ。で、答えはー?」仁がしばらく何にも話さないから「ねぇーどーする?」ってアタス子が仁の顔覗き込むと、『…こうする』って言ってアタス子を抱きしめるんだ。『お前酒くせーな』「…う、うん」酔った勢いで本音を聞こうと思ったけど予想外の状況にアタス子はドキドキ。



抱きしめたまま仁はアタス子に聞くんだ。『で、答えは?』「え?」『お前の答えは?』「えーと…」『酒の勢い?』「ち、ちがっ!」って否定しようとした瞬間に『こっち向け』って言われて顔あげると仁からキスされるんだ。そのまま仁に見つめられてドキドキなアタス子は仁の腕から逃れようとするんだけど、『逃げんな』って言われてもっと強く抱きしめられて耳元で『好き。』って囁かれるんだ。んでニコッって笑いながら『お前は俺ん中で昔から特別なの。気付くのおせぇーんだよ』言うんだ。自分のオデコをアタス子のオデコにくっつけながら『お前に好きって言えんの幸せ。』って言って何回も何回もキスして激しいベロチュー→家帰ってセクロスのステップを踏むんですね(;;゚;ё;゚;;)



アタス子に好きな人ができたのに気づいて『お前いつから俺以上にすきなやつできたの?』と八の字眉で言ってほしい



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