仁と明彦と隼人と魅録とじんじんが兄弟だったら



仁「あっビールきれてんじゃん」

明「え?マジ?ごめん、まだあると思って買って来なかった」

仁「いーよ、買いに行くかー」

明「じゃあ、一緒に行くわ」

仁「明仕事あるんじゃないの?」

明「それが今日は無いんだー。しかも明日休みだし」



仁「ふーん…明日何曜日?」

明「土曜日…って事は明日みんな休みか。珍しいな」

仁明「「…」」

仁「今一緒の事考えた?笑」

明「うん 笑」



仁「おーい!みろくーはやとー!ちょっと来い!」

隼「なにー?あれ?帰ってたんだ」

魅「おかえり」

仁「おー、ただいま。今から明と買い出し行ってくっから、隼人は魅録とTSUTAYA行って来て何か好きなの借りて来い」

隼「は?いきなり何?」

仁「いーから。はい、お金」



魅「(あー…なるほど)よし、隼人行くぞ」

隼「わーったよ」

明「あっ、何か買ってきて欲しいもんある?」

隼「煙草とプリン」

魅「俺も煙草。あと飴ちゃんもー」



明「んー」


あきー行くぞー


明「今行くー!じゃあ戸締まりよろしく。行ってくんね」

魅隼「「いってらー」」

バタン

魅「さぁ、俺らも行くか。男山ー留守番頼むな」

男「バウッ」

バタン



in車内

仁「~♪」

明「ご機嫌だねー」

仁「そっかな?」

明「違うの?」

仁「ちょーごきげん」

明「ハハッ、俺もっとご機嫌」

仁「ブラコンだな 笑」

明「仁もでしょ 笑」



inTSUTAYA

魅「何見るー?」

隼「んーホラーとか?つかさーなんで仁兄も明兄も機嫌いいの?しかもいきなりTSUTAYA行って来いとか…」

魅「2人とも明日完全オフだからでしょ。俺らも学校休みだし、みんな休み揃うのかなり久しぶりだし」

隼「あーそっか…じゃ、今日は俺もはしゃごー」

魅「はしゃぐ前に早く決めろよ」

隼「魅録も嬉しいくせに」

魅「…うっせ//」



inスーパー

仁「何食おっかなー」

明「あっ仁、ピザはダメだよ。つまみは俺が作るから酒と魅録の飴と隼人のプリン見てきて」

仁「…はい」

仁「飴、プリン、酒は…箱で買っとくか。あっ、ピザパン…(会計俺がしたらバレねーからいっか)」

明「仁…何してるのかな?」

ビクッ

仁「いや…何にも…ハハ」

明「ピザはダメって言ったよね?」

仁「いやパンだし…(明ちゃんの笑顔が怖い…)」

明「パンでもダメ。はい、会計して帰るよ」

仁「はい…」



in自宅

明「ただいまー」

仁「俺らのが先か…」

明「じゃあ用意するわ」

仁「なんか手伝おっか?」

明「いーよ。座ってて」

隼魅「「ただいまー!」」



仁「おかえりー」

明「おかえり。隼人風呂入れてきて。俺が飯の用意してる間にみんな風呂入ってきてね」

隼「あーい」

明「今日は素直じゃん」

隼「…明ちゃんもエプロン似合ってるよー」

明「バカ言ってないで早く洗ってこい」



ピリリリリ

魅「仁兄電話ー城田くんだよ」

仁「んー」
ピッ

仁「もしもし」

城「仁?今日夜みんなでクラブ行くけど何時頃来れる?」



仁「ごめん、今日はやめとくわ」

城「仕事?」

仁「違うけど。とりあえず今日は無理。また今度な」

城「そっかわかった。じゃあな」

ピッ

魅「行かなくていいの?」

仁「いいよ。お前が気にする事じゃねーから大丈夫」

魅「そっ」

隼「風呂沸いたぞー」

仁「よーし、じゃあ兄ちゃんと一緒に入るかー?」



魅「バカじゃね」

隼「ぜってー入んない」

明「ふざけてないで仁早く入って来て。もうすぐ飯できるから」

仁「もうちょっとかまってくれてもいいじゃん。冷てーな。兄ちゃん泣いちゃうぞ」

明魅隼「「「仁兄風呂!」」」

仁「…はい」



――――――
――――
――

仁「みろくー風呂あいたよー」

魅「んー」

15分後

魅「隼人風呂ー!」

隼「あーい」

さらに15分後

隼「明兄いいよー」

明「はーい。魅録ーつまみ食いしないように見張ってて」

仁隼「「(バレてる…)」」



――――――
――――
――

明「あっちー。隼人なんか上着なきゃ風邪ひくぞー」

隼「大丈夫だって」

魅「そうだよ。バカは風邪ひかねーし」

隼「バカって言うほうがバカなんだよ!」

明「子供みたいな喧嘩してないで飯と酒運べ!」

仁「ビールか酎ハイどっちがいい?」

「「「ビール!」」」

仁「よし、じゃあ乾杯!」

「「「かんぱーい」」」

隼「うまっ!さすが明ちゃん」



仁「あっ!それ俺の狙ってたエビ!」

魅「仁兄それ食べ過ぎ!俺まだあんま食べてない!」

隼「明ちゃん魅録が肉取った!」

明「それ1人3こずつあるだろ!」

ギャーギャー

――
――――
――――――



隼「はー…腹一杯。もう食えない」

魅「じゃあ隼人のプリン俺がもらお」

隼「忘れてた!プリンは別腹だから食べれんの」

仁「お前は女子か!笑」

明「片付け終わったしDVD見るかー」

魅「何見るー?」



仁「何があんの?」

魅「パイレーツとホラー」

仁「パイレーツがいい。あっ隼人プリン取りに行くついでにビール何本か持ってきて」

隼「んー」

明「字幕でいいだろー。始まるよ。魅録俺の眼鏡そこに置いてあるから取って」

魅「はい」

隼「ちょっと待って早い!てか、俺字幕嫌だ!」



魅「うっせ、我慢しろ。もう始まったから無理」

隼「んだよ、結局字幕かよ」

ビー、プッチン

仁「………」

隼「何?仁兄もプリン食べたいの?うまいよ。食べる?」



仁「いや、いらないけど…お前の光景変。プリン食べながらビール飲んで、ビールの横には煙草だろ…変じゃない?」

明「うん、変。魅録も大概変だし。煙草吸いながら飴練ってるし」

隼「変かもしれないけど、仁兄も明兄もビール飲みながらイカの塩辛と明太子とかただのオッサンみたい」



仁「明ちゃん…俺ショック…」

明「お、お前もそのうちこーなるの!」

隼「…仁兄や明兄みたいになるならいーけど」

魅「俺もー」

明「…許す」



隼「次見よ。ホラーだし電気消すぞ」

パチ

仁「ねぇこれ怖い?ねぇ怖い?」

魅「仁兄うるさい」

30分後

明「(ビール取りに行こ)」

ガチャ

明「(あいつらの分も持って行ってやるか…2本ずつでいっか…うわっヤベッ)」

ガンガラゴロン

「「「ギャアァァーーーーー」」」

仁「おい!バカびっくりすんだろ!」



隼「明ちゃんのバカ!」

魅「心臓口から出るかと思った」

明「ごめん。でもビビリすぎだろ」

仁「もうヤダ…」



――――――
――――
――

仁「やっと終わった」

明「ちょっと仁見て」

仁「何?あいつら寝てんじゃん。騒ぐだけ騒いどいて…」

明「おい、風邪引くぞー」

隼魅「「んー…スー」」

仁「寝かしといてやれよ。はい、布団かけてやって」



明「デカくなったよなー…昔はチョコチョコ俺らの後ろついて来て、明ちゃん明ちゃん言ってたのに…今じゃ背も体格も一緒ぐらいになって…」

仁「明なんかオヤジ臭いよ?笑 でもさ…寝顔は変わんねーな。可愛いまんま」

明「うん。さっきさ、仁や俺みたいになれるならいーやって言ったじゃん?正直ちょー嬉しくて泣きそうになったし。普段は生意気な事ばっか言ってっから余計に」

仁「やっぱり。眼鏡であんまわかんなかったから大丈夫だろ。ぶっちゃけ俺もヤバかったもん。なんだかんだ言ってやっぱ可愛いんだよなー」

明「仁もかよ。ヤバ。やっぱ俺らブラコンかも…笑」

仁「ハハ、かもな。あっ、明見てみあいつらおんなじ格好で寝てる」

明「ほんとだ。しかもくっついてるし」

仁「内緒で写メ撮ってやろ。起きちゃうかな?」



明「酒飲んで爆睡してるから大丈夫でしょ。撮ったら送ってね」

仁「りょーかい」

ピローン

仁「おっナイスショット。バレたら大変だろーな。絶対言うなよ」

明「言うわけ無いだろ。俺も共犯だし。さぁ、そろそろ俺らも寝るか」

仁「おう。おやすみ」

明「おやすみ」



魅「隼人寝てる?」コソッ

隼「起きてる。仁兄と明兄寝た?」

魅「寝た。お前さっきの会話聞いてたろ」

隼「うん…寝てたんだけど明ちゃんが布団かけてくれた時に目覚めちゃって。…でも恥ずかしすぎて寝たフリしてた」

魅「お前もか…俺ら溺愛されちゃってんね」



隼「嬉しいくせに…」

魅「隼人もだろ」

隼「ヘヘーッ。でもさ、本当に兄ちゃん達はカッコいいと思うんだ。明兄は毎日仕事で忙しいのに家の事までしてくれるし。仁兄は普段はこんなだけど、コンサートの時とか雑誌見るとカッコいいし」

魅「俺らってやっぱまだまだ子供だよなー。兄ちゃんたちには追いつけない」

隼「せめて心配かけないようにしなきゃな。そのためにもちゃんと卒業しなきゃな」

魅「だなー。俺もちょっとでも役にたてるようにしねーとな…」



隼「てかさ、俺らと休み一緒になるってはしゃぐ仁兄と明ちゃんも…」

魅「可愛いよな」

隼「うん。なー撮られた写真どうする?消す?」

魅「消したいけど…今回は知らなかった事にしよう」

隼「だな。明日は俺らが用事するか」

魅「おう。で、みんなで男山の散歩行こうぜ。じんじんも明日じーちゃん家から帰ってくるし喜ぶだろ」

隼「さぁ、また寝るか」

魅「ん、おやすみ」

隼「おやすみ」



(・-ρ-)くー
 ゚̄ ゚̄ ̄

隼「いつも明ちゃんがいーのらって言うのに俺と寝るなんて珍しいな」

(・-∀-`)らら
 ゚̄ ゚̄ ̄

隼「お、笑ってやんの。可愛い!ずっと見てても飽きねぇな」

(・ぅρ~`)
 ̄ ̄ ゚̄ ̄じょ~~

隼「……!!あ、ばか!ここトイレじゃねーし!!おい!あ……俺の布団があ………」



(・゚ρ゚)σツンツン
じんくんじんくん

仁「ん?じんじんどした?」

(・゚ρ゚`)あきちゃんまだかえってこないのら?

仁「今日はちょっと遅くなるんだって」

(・゚ρ゚`)…みーくんは?

仁「魅録はパーティ?だかなんか言ってたから遅くなるんじゃない?」



(・゚ρ゚`)…じゃあはーとは?

仁「隼人は多分竜くんちじゃない?最近仲直りしてから入り浸りだからね笑」

(・゚ρ゚`)…そか

仁「…?じんじんどした?」

(・゚ρ゚)きょうようちえんでいちばんすちなひとのえかいてきなさいっていわれたのら



仁「うん」

(・゚ρ゚)じんじんあきちゃんもじんくんもみーくんもはーともみんなすちなのら

仁「欲張りさんだな笑」

(・゚ρ゚)でもかみはいちまいしかねーのら

仁「そーだね」



(・゚ρ゚)だからじんじんかんがえたのら

仁「…?」

(・゚∀゚)いちまいのかみにみんなかけばいいじゃない?みたいら?

仁「おー!なるほどな!!」

(・゚ρ゚`)でもみんないねーのら…

仁「…(しかたねーな、じんじんのためだ)」



仁「じんじんちょっとこっち向いてみ?」

(・゚ρ゚`)ら?

パシャ

仁「ん。もういいよ!」

ピッピッ…

仁「よし、これで完璧!もうすぐしたらみんな帰ってくるよ?笑」

(・゚ρ゚)ら?なんでわかるのら?

仁「ん?ちょっとした魔法?笑」



「ただいまー!!」

(・゚ρ゚)ら!!

仁「おかえりー意外な奴が早かったな笑」

隼「なになに?じんじんどうかしたのかよ!」

(・゚∀゚)はーとおかえりなのらー

隼「え?元気じゃん!!」



数分後…ドタドタドタドタッ

仁「次は誰だ?笑」

「仁兄!じんじんになんかあったの!!…あれ?」

(・゚∀゚)みーくんおかえりなのらー

仁「魅録なに?そのヒゲ笑」

魅「…!!(急いでバイク飛ばして来たから調査してる変装したまんま帰ってきちゃった…)」



さらに数分後…ドタドタドタドタッ

仁「残るは明だけだな」

「仁兄!じんじんになんか変なもん食わせたっ…てあれ?元気じゃん!!」

(・゚∀゚)あきちゃんおかえりなのらー

仁「あきちゃんが遅いのが意外だったかもー笑」

明「じんじんがお腹壊したのかと思って薬とか買いに行ってたんだよー」



(・゚∀゚)みんなかえってきたのらー

仁「よかったね笑」

(・゚∀゚)じんくんがいってたまほうはほんとだったのら!

明「魔法?」

隼「魔法ってもしかして…」

魅「…これのこと?」



from仁兄
08/3/10/○:○
じんじんが…すぐ帰って来い。
画像あり
┏━━━━━┓
┃     ┃
┃(・゚ρ゚`)…┃
┃ っと  ┃
┗━━━━━┛
-END-

※仁が3人に送ったメール
明「仁兄どういうこと!!」

隼「じんじん元気じゃねーか!!」

魅「マジ心配したし!!」



仁「俺、別にじんじんが具合悪いとか言った覚えねーもん笑」

(・゚∀゚)あきちゃんもみーくんもはーともおかえりなのらー

明魅隼「あー、じんじんただいまー!!」

仁「…で、じんじんあの話しなくていいの?」

魅「あの話?」

明「じんじんなあに?」



(・゚д゚)…というわけなのらー

隼「よっしゃ、じゃあみんな並ぼうぜ」

明「俺こっちでいい?」

魅「仁兄早くー!」

仁「はいはい。じんじんこれでいい?」

(・゚∀゚)ばっちりなのら!じゃあいまからかくからみんなうごいちゃだめですよなのら~



(・。 。)Φカキカキ

明「仁兄?」

仁「ん?」

明「じんじんのためだけじゃないでしょ?あのメール笑」

仁「…じんじんのためにだけど?」

魅「ふ~ん。今日仁兄オフだったんだねー?笑」

隼「それなのにみんな揃わないからってじんじん使うなんてー笑」



う~まく言えないさよならが~♪

隼「あ、俺の携帯!」

へーゆあまいぴんきっ♪

ピッ

明「迷惑メールか……」

いつだって僕ら~♪

ピッ

魅「もしもし?事件!?わかった。すぐいくから待ってろ」

仁「………あのさ。恥ずかしいから俺の歌着歌にすんのやめて?」



仁「ん、これ。」

隼明魅「は?弁当!!?仁が!?」

仁「わりーかよ。」

隼「いや、わるかねーけどさ……なになに?彼女でもできた?」

魅「何が目当て?」

明「今日は雨かな。傘傘っと…」

仁「………もういい」

たまには長男らしい事をしてみたが、普段の行いが祟りに疑われ落ち込む仁



仁「じんじん一緒にお風呂入ろー」

(・゚ρ゚)じんにぃおかおにおゆかけるからやーのら。みろくんとはいんのら

仁「…」

―――――

仁「じんじんはみがきするよーおいでー」

(・゚ρ゚)じんにぃいたくするからやーのら。あきちゃんにしてもらうのら

仁「……」

―――――――

仁「じんじん一緒に寝よー」

(・゚ρ゚)じんにぃじんじんのおふとんとるからやーのら。はーととねんのら

仁「………」



仁「はぁぁぁ…」

明「なに落ち込んでんの?」

仁「俺じんじんに嫌われてんのかな…?なんで?お前らと俺何が違うの?おんなじ兄弟だろ?ねぇなんで?」

明「さぁ…」

仁「あっ!そっか。そうじゃん!俺頭いいっ!待ってろじんじん」

明「え…(何する気だろ?)」



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