仁明彦隼人魅録じんじん



明「みんな、明日の予定教えてくれる?ご飯用意する都合あるし」

仁「俺明日午後からオフだから朝と夜は家で食うわ」

魅「俺も仁兄と同じで朝と夜は家で食うー」

隼「俺は一日中家いるから3食作ってくだぱい」

(・゚ρ゚)明日のschedureは9時から定例役員会議、11時半から取引先との打ち合わせ、14時に…(以下略)



~~~~~~~~~~~
パチッ
明彦「じ、じんじん?」

隼「あ、起きた」

パタパタ
((・゚ρ゚)みろく、あきちゃおきたのらー

魅「ソファで本読みながら寝てたから起こさなかったんだ。飯はもう少しでできるから。明兄疲れてるんだよ、連休しっかり休まなきゃ」

明「…ん、そうだね(じんじんがらーらー喋ってる…よかった、あんなじんじん嫌だ)」

ちなみに明彦の読んでいた本は
「その場で使える!ビジネス挨拶集」



トトトトトト
((( ・゚)あきちゃあきちゃ

タタタタタ
(ρ゚ )))じんくーじんくー

ヒョイッ
魅「じんじんどーしたの?」

つかまっちゃったのら
(・゚д゚)みおくーたいへんなのら

魅「何が?」



(・゚д゚)おととやまおいてきちゃったのら

魅「あ、男山な」
隼「まじだ!すっかり忘れてた!男山」

魅「いや、だから悠」
隼「どーすんだよ!さすがの男山もこんなところわかんねーよな!」

魅「落ち着」
隼「男山の引越は魅録の担当だろグゲホッ…(殴)」



魅「だから男山なら引越が落ち着くまで悠理の家に預かってもらってるっつってんだろーが…人の話を聞け」

隼「は、はひ。(魅録が殴ったーいたいよー)…バタン」プスップスッ←殴り飛ばされショート

(・;д;)みおくーはーとがぷすぷすしてんのら

魅「いーよほっといて。じんじんも人の話しはちゃんと聞かないとダメだよ?わかった?」

コクコクコクコクッ
((・゚ ゚;)(・> <;))

みおくの言うことはちゃんと聞くようになったじんじんでした!



(・゚ρ゚)あきちゃはなんのおしごとしてるのら?

隼「えっ?(そういえば詳しくは知らないな)」

(・゚ρ゚)なにやさんら?

隼「えっとー…(ヘルプヘルプ!)」

(・´゚ρ゚)はーとはやっぱりおばかなのら。

隼「……。」

(・゚ρ゚)おねーさんたちにきくからいいのら。

(・゚ρ゚)あきちゃのおしごとはなんなのら?



(・゚ρ゚)]ピッピッ…
プルルルー
ア「はい?」
(・゚∀゚)]なーこさんら?こちらじんじんですら
ア「あー。どうしたの?」
(・゚ρ゚)]あきちゃのおしごとはなんなのら?
ア「えっ?黒澤君の仕事…?」
(・゚ρ゚)]なにやさんら?
ア「えーっとねー…」
ダダダダダ
明「アネゴすいません。お仕事中にうちの末っ子が」
ア「えっ?黒澤君…?」
明「じゃあまた明日会社で。お疲れ様です。失礼します。」
ガチャンツーツーツー



(・´゚ρ゚)あきちゃどうしたのら?
明「ダメでしょ?アネ…なおこさん忙しいんだから。」

(・´゚ρ゚)らい…。ごめんなさいなのら…。

明「分かったならよろしい。(あんまアネゴと話されたらいろいろと困るからな…。)」

明彦軽く末っ子にヤキモチ。



(・゚∀゚)「くるくるしてるのらー!」

仁「おし、じんじん、食べまくるぞ」

(・゚~゚*)モキュモキュ「うまーのら」

(・゚ρ゚)「つぎこれにすんのら…やっぱやめーら」

仁「じんじん!戻しちゃだめなの。他の人に迷惑だから取ったら食べなさい」

(・゚д゚`)「ごめんなさーら」

食べ物のことには厳しい長男。



魅録小学生
魅「りかちゃーん!四葉のクローバーあったよー!」
梨「すごーい!みろく君格好良い!」
魅「えへへ」
梨「みろく君、お話があるの。」魅「なーに?」
梨「梨香ね、パパのお仕事の都合でアメリカに行くの。」
魅「えっ!?……そうなんだ…。また…会える?」
梨「うん!きっと会えるよ!」
魅「それまで待ってるね!」
梨「うん!みろく君だーいすき!」
魅「りかちゃん好きー!」



~現在~
魅「梨香ちゃん元気かなー…。」

(・゚ρ゚)どこかできいたことあるおなまえなのら

魅「じんじん、この話は隼人に内緒ね?」

(・^ρ^)らい!

隼人の初恋の人梨香ちゃん。実は魅録と両想い。それを知らないのは隼人だけだった…。



.     __
.  (・゚∀゚)  /
. /(ヽ–nn  /
/\____/
じんじんはっぱにのれんのら!かぜにのってひょいひょーいなのら



隼「今ふと思ったんだけど、俺らってさ名前にまとまりないよな」

魅「確かにな、双子なんだから和也と達也みたいに似た感じの名前つけるよね普通」

隼「なんでみろくなんて変な名前つけたんだろ?」

魅「変って言うな!」

隼「でも俺隼人だよ?かっこよくない?」

明「隼人ってつけたの仁兄だよ」

隼「はっ!?まじで?」

明「うん。仁兄が名前ははやとだって言い張ったんだ。で、工場長が適当に漢字当てて隼人になったんだよ。」

隼「適当…」



魅「俺は?俺は?」

明「魅録は知らないなー。でも魅録なんて変わった名前つけるくらいだから何か意味あるのかもね」

仁「…はよー」

明「おはよー。」

魅「あ、なぁ仁兄も知らねーの?」

仁「何?なんの話?」

明「隼人の名前は仁兄がつけたでしょ?じゃあ魅録はなんで魅録なんだろうね?って話」

仁「あー…明覚えてねーの?」

明「?全然覚えてない。」



~18年前~

仁「ミルクおいしいねーはやと」

工「はっはっはっ仁はすっかりお兄ちゃんだな」

明「あきもー!あきもあかちゃんにみろくあげる!」

ママ「はいはい。みろくじゃなくてミルクよ」

明「みろくおいしいねーあかちゃん」

工「そうだっ!みろくにしよう!お前の名前はみろくだ!よしっ決まった!」



明「みろく?みろくー!」

ヾ(・゚q゚)ノ゙うー

工「笑ったぞ!みろく気に入ったらしいぞ!」

ママ「(わらってはないけど…もう名前考えるのめんどくさいし、ま、いっか)」

明「みろく!みろくー!」

~~~~~~~~~



仁「っていう」

隼「ひゃっひゃっひゃっひゃ」

明「…」

魅「…」

明「…なんか…ごめん」

魅「や…明ちゃんが謝らなくても…」



深夜
明「どうやって伝えるべきか」
仁「はっきり言った方がいいんじゃね?」
明「いきなり言うと絶対驚くよ」
魅「そして戸惑うだろうね」
隼「じゃあずっと言わないまま?」
明「いや…それは…。」
魅「気付くまで待つとかは?」
仁「いつになるやら…。」

明「ほんと…どうしよ?亀子ちゃんが男の子だってどうやってじんじんに伝えよ…。」

深夜の家族会議。議題は亀子を男の子だとじんじんにどう伝えるか。



(・゚ρ゚)亀子がおとこのこでもおんなのこでもかんけいなーのら

(・^ρ^)亀子は亀子なのら。じんじんは亀子がすきなのら



(・゚∨゚)らんらんらん♪

仁「じんじんご機嫌じゃん。どしたの?」

魅「幼稚園のお遊戯会主役になったんだって」

仁「おぉ、すげーじゃん。何役?」

魅「3匹のコブタ…。」

仁「あ、そうなんだ…」
∧∧
(・゚⑪゚)ぶぅぶぅ

魅「うさぎ組は増田くん対手越くんで増田くん、ぞう組は丸くん対横くん対大倉くんで横くんになったらしいけど、ひよこ組は満場一致でじんじんに決まったらしいよ。」

仁「へ、へぇ~。(そういえば20年前に俺もコブタ役やったわ…)」



(・゚ρ゚)おはようございますら

(・゚∀゚)ら!きょうのおべんとにはあんぱんまんぽてとはいってるのら!

ヽ(・^ρ^)ノらーい♪あきちゃありがとうなのら!



~昼休み・黒銀にて~

隼「腹減った~、飯飯ー!!」
黒い大きめの弁当箱を開ける隼人

隼「えっ!明ちゃん…またかよー…竜これ、また入れられた。」

またアンパンマンポテト発見し、箸でつまむ隼人



竜「フッ…ガキみてー。」

ガチャ

竜「…。」

隼「りゅーちゃんの弁当のがちょー可愛いじゃん?」

竜「ウッセ…。」

隼人が覗き込んだ竜の弁当箱の中にはうさぎさん人参やタコさんウインナーうさぎさんカットのりんごなど勇也の力作が詰まっていましたとさ



ドキドキドキドキ
(*・゚ω゚)じんじんはじめてでんしゃのんのら



あらじんじんどこいくの?



(・゚∀゚)みおくとおでかけすんのらよ!



~お昼~

仁「やっと飯だー!」

パカ

仁「!!!」

パタ!

聖「あれ?赤西飯食わねぇの?」

仁「あぁ…後で食べるよ。後でね。」

赤西の弁当inアンパンマンポテト。



午前6時の明彦――

明彦「卵焼き…じんじんは斜めに切ってハート形にしてあげよう、魅録と隼人は多めに…仁にぃは1個減らそ」


チーン


明彦「はいはいアンパンマンポテト出来たかなー、よし、じんじんは2つ…魅録隼人は4つ…仁にぃは…3つ」

明彦「ふりかけふりかけ…あった。じんじんは卵、魅録隼人はおかか、仁にぃは…野菜ふりかけがあったな」

食べ盛り双子には多め、メタボ長男には野菜多め、末っ子は喜んでくれるように色々工夫する明ちゃん(みんな中身は同じ)



キーンコーンカーンコーン
ゆ「飯だー!!」
の「落ち着きなさい。ゆうり」
清「まったく…食べる事しか頭にないんですか?」
魅「弁当ーっと♪」
パカ
魅「……。」
清「おや?魅録のお弁当ずいぶん可愛いですね」
可「アンパンマンポテト懐かしいー♪」
グ「愛情弁当ってヤツだね」
魅「美味いから良いのー。」
あまり気にせず食べる魅録。実は明彦弁当が大好きだったりする。



魅「じんじん、はいお手て」

(・゚ω゚)ノてぇー

魅「よーいしょってここ跨いで乗るんだよ。落ちんなよ」

(・゚ρ゚)ノよー
(・>д<)ノいー
(・゚∀゚)ノらっ!



(・゚ρ゚;)ノら

ストーン
( 。 。;)ノみおくー
.| _ |ひだりあし
 ̄∪  ̄ ̄はまったのら

ヒョイ
魅「下見て跨がないからだよ。降りるときはちゃんと見てね。じゃないと落ちるよ」

ヽ(・゚∀゚)ノらーい
↑左は手繋いでるから右ではーい



(・゚ρ゚)いちにおとことかいてかずおら

(・^ρ^)おさっしのとおりちょうなんでござーますら

(・^∀^)ちがうか!



じんじん夜更かししてるとあきちゃんに怒られるぞー



明「じんじんまだ寝てるの?」

仁「昨日夜更かししてたからねー」



魅「いい?エスカレーターはさっと乗るんだよ?俺の手しっかり握ってろよ?」

ぎゅー
(・゚∀゚)ノら!

魅「いくよ、せーのっ」

(・゚д゚;)ノさっ
(・゚ρ゚*)うまくのれたのら



(・゚ρ゚)えすかれたーはあるかなくてらくらね

魅「楽だけど、降りるとき危ないからね」

(・゚ω゚)みおくとおててにぎにぎしてるからへーきなのらよ

魅「ほら、降りるよ!頑張って歩いてね」



(・゚ρ゚`)がんばんなくてもじんじんちゃんとあるけ

!(・゚д)ノ
. )∪ )
. υ–Jガッ
/⌒ ̄ ̄ ̄ ̄
↑エスカレーター降りた直後のスピード変化に追い付けない

ビターン
(ノ  )ノら゛っ!
 ̄ ̄ ̄ ̄
魅「…うん。やると思った」

(・;д;)みおく、いたーのら



レストラン編

魅「はい、じんじんのお子様メニュー」

(・゚д゚`)みおくーじんじんも
.⊃□⊂みおくとおんなじ ̄ ̄ ̄ ̄めにゅうのたべたいら

魅「えー、おもちゃもらえないけどいいの?」

(・゚д゚;)ら、
.⊃□⊂もらえないのら?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

魅「お子様セットのおまけだからね」



(・。 。;)おもちゃもらえないのは
.⊃□⊂やーのら
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

魅「じゃ、お子様セット俺が食べるからじんじんこっちから好きなの選んでいいよ」

(・゚∀゚*)ありがとー
.⊃□⊂ ござーます
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄なのら

魅「お子様セットもじんじんが好きなのでいいよ。」



(・゚ω゚)σおこさませっとはこっちのがおいしいのら
(・^∀^)みおくもきっとおいしいっておもうのら

魅「ありがとね」

(・゚ω゚*)らい
(・゚∀゚)じんじんははんばーぎゅすてーちにすんのら

魅「すみませーんこれとこれください」



(・゚ρ゚)みおく、ぴんぽーんはおさないのら?

魅「……うん(忘れてた)」
店員「お子様セットのおもちゃです。はい、好きなのどうぞ」

(・゚∀゚)ノ┏これにすんのら!(水鉄砲のつもりですorz)

魅「じんじん、お礼は?」
(・゚∀゚)ありがとーござーますなのら!

店員「どういたしまして(か…可愛いこの子!そしてお兄ちゃんイケメンじゃない!)」



魅「コソッ(すみません、氷の入った袋と冷たいおしぼりもらっていいですか?)」

店員「コソッあ、はいかしこまりました(顔が近い!)」

魅「じんじん?ハンバーグが乗ってる鉄板…お皿はあっちっちだからさわっちゃダメだからね」

(・゚ρ゚;)あっちっち…さわんなーのら

店員「おまたせいたしましたー」



щ(・゚ω゚)はんばーぎゅ
.⊂|  |きってくださー
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄すたんばいおっけいら

魅「はいはい」

(・゚∀゚)いただきますら!
もきゅもきゅ
(・^~^)んまーのら!

魅「ね。(明兄に味が濃いもの食べさせたってばれたら怒られるかな…お子様セットんまー)」



(・゚∀゚)いとしーさとせつーなさとこころづよらとー

魅「…じんじんそのお歌は明ちゃんの前では歌っちゃダメだよ?」

(・´゚Д゚)なんでらー?

仁「いろいろと事情があるんだよ…。」



~♪いとしーさとせつーなさとこころづよさとー

魅「だからじんじんその歌は明ちゃんの前ではき…」

明「あっ、アネゴから電話だ」

魅「!!?」

仁「!!!」



.(・゚ω゚)んまんまなのら
_∪_∪_
( ̄ ̄)
.  ̄ ̄

.(・゚д;)ら゛!
_||_∪_
∪ ̄ ̄)
. □ ̄ ̄
↑ジュースを取ろうとして鉄板に触ってあっちっち

ヽ(・;д;)ノみ゛お゛ぐー!あっぢーのらぁぁぁぁああぁああぁぁああんいだーのらぁぁぁ!

魅「はいはい熱かったねー痛いよな、あっちっちの手出してごらん?(……やると思った)」



んぐー
∩(・;~;)あっちっちのおててら

魅「ほら、ひんやりして気持ちいーでしょ?」

(もらったおしぼりと氷で冷却!)

(・゚∀;)きもちーら!

魅「火傷したらすぐに冷やすこと!わかった?」

(・゚∀゚)わかりましたのら!



(・゚ρ゚`)おねがーしますおねがーします!

明彦「だめ!無理!買わない!」

(・゚ρ゚`)やーのらやーのら!あんぱんまんちょこかってほしーのら!

明彦「駄目って言ったら駄目!」

男山「アオ~ン…(骨のガムでよかったら…食えよ)」

はむはむ
(・;~;`)おねがーしばふ

魅録「ちょ!男山!じんじんにガムあげたら駄目!」

男山「ワン!ワッフゥ!(やい!人が親切にしてやってんのに!)」



(・~Д~)らああああああー

魅「どしたの!?」

明「メンソレ触った手で目触っちゃったみたい」

(・~Д~)みえなーのらあああ

魅「すぐ治るから大丈夫だよー」

男山「ワッフーワンワンワン(俺は舐めねーよ)」



ぐぉ~ぐお~
⊂(・-ρ-)⊃
(   )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|



(・゚ρ゚)おはよーござーますら

(・゚ρ゚)おなかへったのら…



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